6次産業化推進へ検討会…渡島総合振興局、新年度から

update 2014/3/3 10:09


 渡島総合振興局は、管内の関係機関・団体で構成する「渡島6次産業化推進検討会」を設置することを決めた。情報共有を図るとともに、効果的な支援方法を学ぶのが狙いで、新年度から具体的に動きだす。

 6次産業化は生産から加工、販売までを手掛け、一次産業が2次、3次の付加価値も得る。国の政策的な後押しもあり、全国各地で事例が増えている。

 約45人が参加した会合では、マーケティング会社「マインドシェア」(東京)の今井祥雅社長と、北海道観光まちづくりセンター(札幌)の宮本英樹代表役員が「地域資源を活用した6次産業化の推進」と題して講演。今井さんは6次化について「自分の商品に責任を持って、直接お客さまに届けようという仕事の仕組み」と解説。マーケティングに必要な4要素(プロダクト=製品、プライス=価格、プレイス=流通戦略、プロモーション=販売促進)を理解する大切さを説いた。その上で「誰に、何を、どのように」を明確にすべきだとした。

 管内の先進事例として、渡島農業改良普及センターの山羽法子主査が、在来種「函館赤かぶ」を使った千枚漬けについて紹介した。

提供 - 函館新聞社

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