知内駅　３月14日限りで廃止　1日から来駅証明書配布

update 2014/2/22 10:06

　ＪＲ北海道函館支社は３月１日から、北海道新幹線開業準備のため、１４日の営業を最後に廃止するＪＲ津軽海峡線知内駅で記念の来駅証明書の配布を始める。

　記念の証明書は絵はがきタイプで、駅のホームの写真に「さようなら知内駅」の文字を添えた。３０００枚限定で、同駅に隣接する道の駅しりうちの物産館のカウンターで午前８時から午後６時まで配布する。

　また、営業最終日の１４日は、同駅で上り下りの最終列車を見送るセレモニーを行う。午後４時３９分発のスーパー白鳥４０号と同８時２分発の同３１号で、同社の社員と知内町の職員が横断幕を掲げる。

　同駅は１９９０年開業の無人駅。上下線合わせて１日４本の特急が停車しているが、利用者は少なく、北海道新幹線開業準備のため、廃止することが決まった。同時に休止中の吉岡海底駅（福島町館崎）と竜飛海底駅（青森県外ケ浜町）も廃止する。同社によると、知内駅の駅舎は１４年度中に取り壊すという。

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