大妻高 新しい本校舎が完成

update 2013/12/21 10:18


 函館大妻高(池田延己校長、生徒435人)の新しい本校舎が完成し、20日、生徒にお披露目された。今年迎えた創立90周年記念事業の一環として建設され、来年1月15日の始業式から使う。新校舎で、より快適な学習環境を提供できる。

 学校法人函館大妻学園(西野鷹志理事長)が今年5月に着工、20日に引き渡された。旧校舎は取り壊した。新校舎は鉄筋コンクリート造一部3階建て延べ2141平方b。床材に木目調フローリングを採用しており、吹き抜けと天窓から差し込む光が明るい雰囲気を演出している。

 1階は生徒玄関や初代校長・外山ハツ氏の展示コーナー、3年生の教室が5つある。2階には保健室、相談室、調理実習室のほか、2年生の教室が5つ。3階は1年生の教室5つのみとなっている。学校では珍しいシャワートイレ、ストレッチャーを収容できるエレベーターも整備した。

 教室などを見て回った生徒からは、一様に感嘆の声が上がった。家政科1年の藤井瑠菜さん(15)は「床がすごくきれいで、居心地が良い。勉強に集中できそう」と声を弾ませた。

 本校舎に隣接する西校舎も、年明けから改修工事に入り、4月から本格使用する。総事業費は7億5000万円。

 また、2023年の創立100周年に向け、別に家庭科と保育の実習室もそれぞれ新設する。池田校長は「新校舎でも専門的な技術を身に付け、社会に役立つ人材を育てたい」と話す。

提供 - 函館新聞社


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