太陽光発電助成が好調

update 2013/10/8 10:14


 函館市が実施している、住宅用太陽光発電システム設置費の助成制度が好調に推移している。本年度は当初予算で150件分を見込んだが、9月末現在の申し込み件数は前年度同期の1.4倍となる128件。このままのペースが続くと当初予算で組んだ3150万円に達することが確実で、補正予算を組む必要が出てきそうだ。市は太陽光発電への関心の高まりが好調の要因とみている。

 市は2011年度から、6年ぶりに助成制度を復活。助成額は出力1`hあたり7万円で、最大3`h21万円。9月末までの申し込み状況は新築・既設とも64件で、平均出力は約4`h。

 昨年度は当初予算で100件分、2100万円を計上したが申請者が相次ぎ、最終的には前年度(79件)の約2倍となる151件(新築84件、既設67件)、補助額3171万円に達し、市は2度の追加補正を行って対応した。

 一般住宅用の太陽光発電システムは4`hで200万円以上かかっていたが、昨年度は1世帯あたりの平均設置価格が約190万円まで下がっている。市工業振興課は「自然エネルギーへの関心の高まりに加え、住宅メーカーによる制度周知も浸透しているのでは」と分析している。

 国の補助制度は1`hあたり3〜3・5万円(最大10`h、35万円)までで、市の制度と併用できる。助成対象は申し込み後に設置工事に着手することが条件。市の助成制度への申し込みは来年1月末までで、市ホームページからダウンロードできる申し込み用紙に必要事項を記入の上申し込む。問い合わせは同課(電話0138・21・3307)。

提供 - 函館新聞社


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