合同企業説明会に170人

update 2013/10/8 10:12


 函館市や函館商工会議所などでつくる「はこだて雇用創造推進協議会」は7日、函館市内のホテルで合同企業説明会を開いた。中途採用を希望する求職者や来春に大学や専門学校を卒業する学生らが来場。就職に結び付けようと、企業の担当者の説明に耳を傾けた。

 若年層の就労支援に取り組む「ジョブカフェ北海道」(札幌)の説明会「ジョブカフェスタin函館」も同時に開かれ、合わせて40社が参加した。卸売・小売や製造、福祉、ホテル、自動車販売など幅広い業種がブースを構えた。

 大学や専門学校の学生のほか、高校生、中途採用の希望者ら合わせて170人が会場を訪れた。興味のある企業のブースを回りながら、担当者の説明を聞いたり、業務内容などについて熱心に質問するなどした。

 管内の有効求人倍率は上昇するなど雇用環境は改善を続けているが、参加者からは「就職をめぐる状況は厳しい」といった声が聞かれた。市内の短大に通う男子学生は「関心がなかった業種の説明も聞き、興味がわいた。早く就職を決めたい」。事務や接客の仕事を希望している高校3年の女子生徒は「希望する企業の話を聞くことができた。求人が来れば、ぜひ面接を受けたい」と力を込めた。

 ジョブカフェ北海道は学生の就職活動について、「企業は厳選採用の傾向を強めている。企業研究で選択の幅を広げることも必要」などと話していた。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです