銀色輝く ワカサギ…大沼で漁解禁

update 2013/10/3 10:03


 【七飯】大沼でワカサギ漁が解禁となり、2日早朝には、ボートで漁に出た漁師たちが銀色に輝くワカサギを初水揚げした。関係者は「今年はまだサイズが小さい。これからの成長に期待したい」と話している。

 大沼漁協によると、大沼では6件の漁業者が操業し、初日は5件がワカサギ漁を行った。

 ワカサギの佃煮や筏(いかだ)焼きを製造、販売する「つしま謹製」の対馬義明代表(52)は、午前5時ごろから、小型のモーターボートで漁を開始。前日に仕掛けた12カ所の定置網を回り、約2時間でワカサギ約50キロを水揚げ。昨年は漁初日に約80キロの漁獲量があったといい、対馬代表は「例年より一回り小さく、体長は約3・5センチ。気温の高さや夏に雨が降らなかった影響で成長が遅れているのでは」と話す。

 大沼の淡水で育ったワカサギは骨の軟らかさが特徴で、2〜3日後から佃煮を販売する。

 来月1日からは地引き網漁が始まり、漁は湖が氷結する12月中旬ごろまで行われる。

提供 - 函館新聞社


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