松陰保育園 新築…11月から供用開始へ

update 2013/9/24 10:06


 社会福祉法人函館市民生事業協会(本田英孝理事長)が、松陰町30に松陰保育園(勢田珠巨園長)を移転新築する。30日に完成し、11月1日から使い始める予定。全館冷暖房の導入など、子どもに快適な保育環境を提供するほか、市内保育園で初めて学童保育のスペースを設ける。

 現木造園舎(松陰町21)の老朽化に伴い、南側に約50メートル離れた場所に移転新築。鉄筋コンクリート造3階建て延べ1162平方メートルで、総事業費は約3億円。今年3月から新築工事を進めていた。

 保育室(全6室)が1、2階にコンパクトにまとまり、保育士が連携してより良い保育を提供できる。また、保育室内にトイレを整備して乳幼児に優しい。遊戯室も広くなり、園庭は屋上に設ける。同協会は「五稜郭公園が近い立地条件を生かし、屋外活動を増やしていく」という。定員は120人。

 現施設は、保育園ではなく併設する松陰母子ホームで学童を受け入れている。新施設は3階に学童スペースを開設し、児童の放課後支援サービスを行う。

 現施設は1945(昭和20)年に建てられ、老朽化が著しい。2010年に設置者を市から同協会に移管、建物も無償譲渡された。民設民営となり、施設の建て替えプロジェクトが動きだした。母子ホームがあるため、保育園の移転後も現施設は残るという。

 本田理事長は「広くなったスペースで、子どもたちに伸び伸びと生活してほしい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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