江差追分全国大会 受け入れ態勢万全

update 2013/9/20 09:55


【江差】第51回江差追分全国大会(江差追分会、江差町など主催)が20日、江差町文化会館(茂尻町71)で開幕する。19日には関係者が物故者法要に臨むなど、受け入れ態勢を整えた。22日までの3日間、まちは江差追分一色に染まる。

 ○…町内の東本願寺江差別院では大会前日の恒例行事となっている、先人の功績をたたえる大法要が執り行われ、浜谷一治町長ら関係者80人が参列。本堂で物故者を供養するとともに、敷地内にある江差追分始祖として知られる、江戸時代の琵琶師・佐之市(さのいち)をしのぶ石碑の前でも焼香。全員で江差追分を歌い、合掌した。

 昨年の第50回記念大会少年の部で優勝した札幌市の東美羽音さん(10)も参列し「(大会最終日のアトラクションで)上手に江差追分を歌えますようにと両手を合わせた」と笑顔だった。

 ○…全国大会の機運を盛り上げようと、江差追分会は特製カラーポロシャツを初めて考案。大会期間中、会場で販売する。

 ポロシャツは2500円。背中面に公式の題字と基本譜の一部を印字した。情熱的な赤や日本海の荒波のような青色、江差町民の温かな人情を表すピンクなど、全24色を用意した。

 会場での販売は白とグレーなど4色限定で、その他は予約扱い。役場内では職員が今夏から着用して業務をこなし、積極的なPRに努めている。江差追分会は「ポロシャツはとても好評。ぜひ会場で購入してもらいたい」。大会は各日午前8時半に開会、最終日の22日のみプログラム代(当日2300円)が必要。

 大会期間中の問い合わせは本部(TEL0139-52-1730)へ。

提供 - 函館新聞社


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