長ネギ出荷始まる

update 2013/8/21 10:45


 【七飯、北斗】七飯町と北斗市で、長ネギの露地物の収穫と出荷が始まった。真っ白で甘みもあり、農家が作業に励んでいる。

 1.5ヘクタールで栽培する七飯町大川3の輪島正一さん(55)方では、14日から収穫と出荷を開始。機械で掘り起こし、根を切った後、余分な葉を落とし、圧縮空気を吹き付けて皮をむき、結束して箱詰め。1箱15束(一部18束)入り、現在は日量80〜100箱を出荷している。改行 20日、妻の房子さんら3人で作業した正一さんは「今年は干ばつで肥大が遅れている。ここ数日の雨により、今後出荷する分は持ち直してきた」と話す。作業は11月上旬まで続く。

 猛暑が続く本州産が不作となり、道産野菜に引き合いが出ている。JA新はこだて(畠山良一組合長)によると、管内の長ネギは七飯、北斗を中心に206戸が202ヘクタール(ハウス栽培含む)で生産、全道一の作付面積を誇る。

提供 - 函館新聞社


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