路面電車感謝祭にぎわう

update 2013/7/29 10:05


 函館市企業局交通部は28日、恒例の路面電車感謝祭を駒場車庫で開いた。車両の見学や700人を超える親子連れや電車ファンが会場を訪れ、今年も運行開始間近の函館港まつり用花電車やササラ電車など、たくさんの車両と触れ合った。

 開会式で秋田孝企業局長は「路面電車が100年間走り、遠い将来も走り続けることができるのはすべて皆さんのお力。これからも市電を強く強く応援してほしい」とあいさつした。

 会場では、子ども向けに運転士免許証作成サービスや電車シミュレーターの展示などが行われたほか、電車用信号機や車両に使われたプレートなどの廃車部品の販売にはファンの注目が集まった。

 また、NPO法人函館市電の熟練工の技を伝える会は台車を展示して、市電整備の仕事を紹介。同会の三浦昭宏さんがブレーキの仕組みなどを説明しながら「50年以上使われている台車がほとんど。なくなった部品を作ったり、直しながら使っている」などと話していた。

 第2会場の企業局庁舎(アクロス十字街)ではスタンプラリー参加者の抽選会や市電Nゲージを展示。車庫を見学した後、ラリーを達成した八雲中学校3年の鈴木大登君(14)は「路面電車はゆっくりと、まったりとしているところが好き。午後はまた電車で市内を一周したい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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