リンゴ、ジャガイモに遅れ…渡島、桧山振興局が今年初の作況

update 2013/5/21 10:15


 渡島総合振興局と桧山振興局は20日、今年1回目の管内の農作物生育状況と農作業状況(15日現在)を発表した。渡島では4月中旬から続く低温と日照不足の影響でリンゴの生育が平年より10日遅れ、桧山では雨の影響で露地ジャガイモの植え付け作業が9日遅れている。

 水稲は、苗の出芽が渡島で3日遅れ、桧山で2日遅れ。低温、日照不足が響いたが、農家はハウス内の温度や水管理により丈夫な苗作りに懸命だ。

 ジャガイモの植え付けは、渡島が平年より3日遅い今月5日に終了。桧山の露地栽培は畑に入れず大幅に遅れており、マルチ栽培は8日遅れて今月10日に終わった。

 牧草の生育は、渡島で2日、桧山で4日それぞれ遅れている。家畜用トウモロコシの種まき作業は、雨で渡島が始まっておらず、桧山が2日遅れ。

 渡島のリンゴ(つがる)は、葉が出てくる展葉(てんよう)がかなり遅れており、開花(平年5月18日)もずれ込む見通し。桧山のビートは苗の移植が平年と同じ今月15日に終わった。両振興局は「今後の天候回復を期待したい」(農務課)としている。

提供 - 函館新聞社


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