おまたせ 「温泉市」

update 2013/5/6 10:22


 【森】森町濁川地区の農家の女性が運営する農産物の直売所「温泉市」が5日、11年目の営業を開始した。今年も5、6月の2カ月間、日曜日だけ開店する。店頭には自慢の春トマト、キュウリ、ブロッコリーなどの新鮮な野菜や山菜が所狭しと並べられ、開店を待ちわびた客が次々と購入していった。

 温泉市はJA新はこだて森基幹支店のトマト生産振興協議会女性部に所属する4人が、地域の活性化と農産物を町の内外にPRするため、2003年から毎年続けている。新鮮な野菜を格安で販売するとあって、函館市や近隣の町にファンが多い。

 同地区のトマトやキュウリは温泉熱を利用したハウスで栽培するのが特徴。今年は3月末に出荷がスタートした。冬場の低温と日照不足の影響で生育はやや遅れ気味だったというが、代表の前本博美さん(52)は「甘さはばっちり。ぜひ味わってほしい」と胸を張る。改行 販売会場は前本さんの倉庫を利用。この日は開店前から100人以上の客が列を作り、開店と同時に目当ての野菜をかごに詰めていった。毎年温泉市を楽しみにしているという八雲町の主婦、久保扶佐子さん(64)は「濁川のトマトは甘くて長持ちするので大好き。今年も毎週買いに来ます」と笑顔だった。

 19、26日は森町物産協会が初めて参加し、いかめしなどを販売する予定。営業時間は午後2時〜同6時ごろまで。

提供 - 函館新聞社


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