健康遊具 10日にも開放 昭和公園

update 2013/4/7 10:02


 函館市は、体の柔軟性を測定できる遊具など高齢者向けの健康遊具10基を昭和公園(昭和町20)に導入し、10日にも一般開放する。本年度もさらに9基を同公園に設置することにしており、市は高齢者が体力づくりに励むきっかけにしてほしいと期待している。

 市は昨年度、高齢化社会の進展と健康志向の高まりを受け、約950万円で同公園に遊具10基を設置。昨年秋に芝生の上に設けたため、芝生の養生を待って今春から利用を始める。

 10基のうち、「座位体前屈測定」は、いすに座って上半身を大きく曲げ身体の柔軟性を測ることができ、手や腕、腰の柔軟性アップに効果的。「バランス円盤」は揺れる円盤に乗ってバランスを取ることで、足首の柔軟性を高める。このほか「ふみいたストレッチ」「腕のばしテスト」など、楽しみながら体力アップできる遊具がそろう。

 本年度は、はしごにぶら下がりながら手を前に伸ばして移動する「うんてい」や、背中や肩の柔軟性を鍛える「背のばしベンチ」など9基を整備する。事業費約1100万円で、9月末までの利用開始を見込んでいる。

 8日に芝生の状態を確認し、問題がなければ10日から開放する。市緑化推進課は「公園利用者の年齢構成が変わっている一方で、地元からは子ども向けの遊具を求める要望もある。昭和公園での利用状況をみたい」としている。

 また同公園を管理する市住宅都市施設公社は5月24日午前10時から「公園活用講座 昭和公園健康ウオーキング」を開き、健康遊具の使い方を学ぶ。定員20人。申し込みは4月24日以降に同公社(TEL0138・40・3605)へ。

提供 - 函館新聞社


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