市電系統板に100周年ロゴ 市民周知へ 28台に導入

update 2012/11/17 10:01


 函館市交通部は16日、市電運行100周年を記念したロゴマーク入りの系統板を導入した。超低床電車「らっくる号」2台を除く営業車28台に導入。来年6月29日の記念日に向けて、市民や観光客の機運を高める。

 漢数字の「百」をあしらった記念ロゴマークは、公立はこだて未来大の学生らがデザイン。系統板は2系統は赤、5系統は青のロゴマークを入れた。系統板を使用しない「らっくる号」は10月から車体に大きくラッピングして掲示している。

 駒場車庫では、職員が現役車両で最も古く、今年で60歳≠ノなった「530号」の系統板を入れ替え、同日から順次、新しい表示の電車が市内を走った。同部事業課は「100周年の記念に向けて、市民に広く周知を図りたい」とし、来年1月以降にはロゴマークを採用した行き先を表示する方向幕を取り付ける。

 同部は、記念事業の一環として「路面電車開業100周年記念キャッチコピー」の募集を12月20日まで受け付けている。来年1月の採用作品決定後、ロゴマークと合わせて使用する予定で、市民をはじめ、全国の路面電車ファンに応募を呼び掛けている。

 函館市電の魅力を発信できる開業100周年にちなんだ未発表のオリジナルの作品。文字に制限はなく、1人何点でも応募可能。

 企業局職員による投票で5作品に絞り込んだ後、インターネット上で12月27日から来年1月16日まで投票を呼び掛け、最優秀作品を決定する。

 応募先は「〒042|0935 函館市駒場町15|1 函館市企業局交通部キャッチコピー係」まで。インターネットやファクス(0138・32・1734)でも受け付ける。問い合わせは事業課電話0138・32・1730。

提供 - 函館新聞社


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