エバー航空 函館―台北の定期便開設

update 2012/10/29 10:22


 台湾のエバー航空は28日、函館と台北を結ぶ定期便の路線を開設した。水、日曜の週2往復、12月1日から来年2月28日までは木曜の運航を追加し、週3往復する。定期便化は9月の復興航空に続き2社目。同路線の充実で台湾からの観光客増加、経済交流への期待が一気に膨らんだ。

 同社は2008年から函館へのチャーター便の乗り入れを開始。台湾での北海道人気を背景に、定期便化でさらなる需要の掘り起こしを狙う。

 函館線の使用機材はエアバスA330。座席数は252席。函館発が午後4時50分、台北発は午前11時5分。12月1日からの冬季は雪を目当てにした需要に対応するため1往復増やす。

 この日は午後3時35分に238人が載った台北発の第1便が到着。午後4時50分の函館発初便には206人が搭乗した。出発前に国際線ターミナルで出発セレモニーがあり、テープカットで就航を祝った。

 工藤市長は「長く安定的に就航できるように、台湾からの観光客を精一杯もてなしたい」とあいさつ。来函した同社の鄭光遠会長も「双方の交流がより親密に、便利になることを願っている」と述べた。

 道内観光を楽しんだ大学講師(47)は「函館は夜景がきれいで、ウニやカニ、ホタテなども新鮮でおいしかった。また来たい」と満足そうに話した。

提供 - 函館新聞社


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