旭多目的広場 本年度で廃止へ 過去3年間で利用なし 市、駐車場などに活用

update 2012/10/22 09:33


 函館市教委は、ゲートボールなどの運動場「旭多目的広場」(大森町2)を、本年度末で廃止する方向で検討している。過去3年間、占用利用の実績がなく、ゲートボール愛好者が減少しているためで、市は土地の新たな活用方法を検討している。

 同広場は1993年に閉校となった旧旭中学校の跡地に97年開設。地域の強い要望を受け、市が約900万円を投じ、ゲートボール場2面を整備した。使用無料で、通年自由開放している。

 市教委によると、手続きを要する占用利用は2008年度に40人の実績があったが、09〜11年度はゼロ。周辺の愛好者は、東川町のグリーンベルトなどにある同広場以外のゲートボール場を使用することが多いという。

 9月には大森町会など周辺7町会と市教委が存廃について協議。市教委側が廃止の意向を伝えたところ、利用者がほとんどいないことから町会から反対意見はなかった。

 来年度以降は隣接するサン・リフレ函館の駐車場などスポーツ施設以外での活用を想定している。

 市教委は「開設当初はそれなりの利用があったが、徐々になくなった。面積的に他のスポーツ広場としての活用は難しいが、地域住民の理解が得られたので、なるべく早く一定の整備をしたい」としている。

提供 - 函館新聞社


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