サツマイモ丸々…道南農試で収穫開始

update 2012/10/19 10:04


 【北斗】道総研道南農試(北斗市本町)の試験圃場(ほじょう)で、サツマイモ「ベニアズマ」と「コガネセンガン」の収穫が始まった。栽培法開発に向けた研究で、初年度の収量は上々。丸々としたサツマイモが土から次々と顔を出している。

 道内での栽培定着を図ることが目的で、主力2品種を20eで栽培。収穫は17日から始まり、自走式の専用収穫機を使い、職員らが丁寧に芋を掘り出している。作業は来週前半に終了予定。

 高濱雅幹(まさよし)研究主任によると、収量は10アール当たり2・5〜3トンと、本州での平年の標準収量(2・5トン)以上が見込まれる。本州産より劣るといわれる芋のホクホク感も期待できるという。今年はサツマイモ栽培に向く高温が続いたため、来年度以降、平年の気温でも栽培がうまくいくか確かめる。

 サツマイモ栽培の研究は道内でも珍しく、3カ年計画で栽培技術や芋の貯蔵法について開発する。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです