五輪報告会 佐々木選手に市民栄誉賞

update 2012/10/4 10:44


 【北斗】ロンドン五輪バドミントン男子シングルスで日本人初の5位入賞を果たした北斗市出身でトナミ運輸(富山)に所属する佐々木翔選手(30)の報告会(後援会主催)が3日、北斗市総合文化センターで開かれた。会では、佐々木選手の五輪出場を讃え、市民栄誉賞が贈られた。

 贈呈は後援会会長の高谷寿峰市長が行った。高谷市長は「(五輪で)準々決勝の林丹(リンダン)(中国)戦は惜敗したが、世界ナンバー1に向かう姿は市民に勇気、希望、感動を与え、北斗市の誇りとしなければならない」と栄誉賞について語った。「これを機会に、ぜひ4年後のリオ五輪出場も考えてほしい」と激励した。

 佐々木選手は「メダルをお見せできなかったのは残念だが、目標としていた林丹戦ではいろんな人のパワーや気持ちが乗り移り、戦えた。市民栄誉賞に身が引きしまり、もっと大きな器になって、また北斗に帰ってきたい」と礼を述べた。

 報告会には後援会会員や市民約260人が参加。佐々木選手は「ご苦労さま」「感動ありがとう」とねぎらいの言葉を受けていた。また、道南の小中学生を中心に対象とした佐々木翔杯バドミントン大会実施に向け、後援会から同市バドミントン協会に運営資金が贈られた。

提供 - 函館新聞社


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