スケトウダラ漁 道南太平洋海域、資源量に問題なし

update 2012/9/28 10:12


 道南太平洋海域(渡島、胆振、日高)で10月1日に解禁されるスケトウダラ刺し網漁について、道総研栽培水試(室蘭)が27日、資源調査の結果を発表した。海域平均の魚群反応量は豊漁だった2009〜11年を下回るものの、資源量に問題はなく、昨年より大きく落ち込むことはないと予測している。

 函館水試の金星丸で8月28〜31日に道南太平洋の水深100〜500bの海域で調査。魚群反応は胆振〜日高沖が中心で、渡島は函館市恵山、南茅部両地区沖で昨年同期を上回る反応がみられた。

 海域平均の反応量は、調査を始めた2001年以降で5番目に高かった。強い反応があったのは水深350b付近が中心で、昨年より50b〜100b深い。

 水温が高いことや、魚群の反応が昨年同期を下回ることから、漁期始めは昨年より深い場所に漁場形成される見込みで「近年続いていた漁期始めの豊漁傾向にはならないだろう」(同水試)としている。

 解禁日には鹿部、南かやべ、えさんの3漁協が操業し、砂原〜長万部の各漁協は10月15日から開始する。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです