函館初の見本市 野菜新品種ずらり

update 2012/9/27 11:50


 新品種や道南での栽培に適した野菜を一堂に集めて紹介する「第140回品種見本市」が26日、市青果物地方卸売市場(西桔梗町)で初めて開かれた。種苗会社の担当者が地元の生産者や卸売業者らに各品目の特徴を説明し、道南野菜の可能性を探った。

 全国の種苗会社や卸売市場でつくる青果育種研究会(東京)の主催で、道内では2008年の札幌開催に次ぎ2回目。全国の種苗メーカー14社が計61品目を出展し、地元の農家や農協、農政関係者ら約300人が来場した。

 会場にはネギやトマト、ニンジン、トウモロコシなど各社自慢の新品種が並び、担当者が食味や栽培方法などをPR。来場者は試食しながら生産が道南の気候に適しているかや、収穫の量、時期などを熱心に質問していた。

 参加した新函館農協生産資材課の川股智明さんは「珍しいブロッコリーなど新品種も一度に見ることができ、参考になった。函館での生産や普及拡大に期待したい」と話していた。会場では東京青果の宮本修専務による「道南野菜への期待」と題した基調講演もあった。

提供 - 函館新聞社


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