接客姿勢、人間力が大切…帯広「北の屋台村」運営・久保さんが講演

update 2012/9/27 11:49


 新都心五稜郭協議会(小笠原勇人会長)の9月例会と講演会が26日夜、マリエール函館(梁川町)で開かれた。講演会で帯広市の「北の屋台村」を運営する北の起業広場協同組合の久保裕史専務理事が「屋台村のマーケティングとマネジメント」と題し、人気の秘けつを語った。

 同協議会は本町・五稜郭地区の活性化に向け、まちづくり会社を設立。本町に屋台村をイメージしたフードコート「Gサイト」の開設を目指している。年間16万人が訪れる「北の屋台村」を学ぶため、久保さんを講師に迎えた。

 久保さんは屋台によるまちづくりを掲げ、2001年に帯広市の中心街に全国で初めて屋台村をオープンさせた。「当初は誰からも失敗すると言われたが、周辺に飲食店が増えたり、客が流れていったりするなどの効果があった。10年が経過し地域は変わっていった。まだまだ成長の途中」と紹介。

 また、「20店が軒を並べているが、屋台村は一つのチーム。自分だけ儲かればいいと思っている店主がいれば、全体をダメにする」と指摘。さらに「食事がおいしいだけでは客は満足しない。また来たいと思ってもらうためには、店主の笑顔や接客姿勢、人間力が大切」と強調した。

提供 - 函館新聞社


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