いっぱい外で遊ぶぞ 福島っ子 函館入り

update 2012/7/27 10:12


 道南の真宗大谷派の寺院や函館地区のボーイスカウト関係者が実行委員会(経森等委員長)をつくり企画した保養活動「はばたけ福島キッズ『おもいっきり遊ぼう共!・友!・朋!』」に参加する福島県内の児童ら計18人が26日、函館入りした。来月2日までホームステイやキャンプをしながら市民との交流や観光などを行う。

 福島第一原発事故後、放射能の影響で屋外での活動が制限されている県内子どもたちに思う存分、羽を伸ばしてもらおうと初めて企画した。

 一行は同日午前11時すぎJR福島駅を出発し、新幹線や特急を乗り継いで午後5時すぎ、JR函館駅に到着。改札口から出てきた子どもたちは、迎えに来た実行委のメンバーの歓迎を受けた。

 駅前で記念撮影をした後、宿泊先の真宗大谷派函館別院(元町、島潤二輪番)に移動。夕食を食べた後、近くの温泉に行き、長時間の移動の疲れを癒やした。

 白河市から参加したみさか小6年の吉田風雅さん(11)は「北海道は初めて。キャンプを楽しみにしています。いっぱい思い出を作りたい」と期待を膨らませていた。

 27日以降は市内でホームステイをしながら、七飯町東大沼でのキャンプや市内観光、函館大谷短大生の「光る影絵」観賞などのプログラムが予定されている。

 経森委員長(64)は「外での遊びが制限されていると聞いているので思い存分遊んでほしい。子供たちにとって心に残るものにしていきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社


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