スルメイカ 放射性物質検査へ発送…千葉の機関に

update 2012/6/19 10:07


 水産庁のスルメイカ(マイカ)放射性物質検査で、函館渡島いかつり漁業協議会(会長・佐藤正美松前さくら漁協組合長)は18日、今季1回目の発送作業をした。松前沖〜恵山沖の津軽海峡で捕れたイカを検体として千葉県の検査機関に送り、放射性物質の有無を調べる。渡島分は12月まで計13回検査する。

 福島第一原発事故による海洋汚染への対応。初回の検査分は10キロ。函館市漁協(橘忠克組合長)所属のイカ釣り漁船が、松前沖の水深約130bで14日に漁獲。冷凍後、同協議会に引き渡された。西崎勝事務局長が、函館水産ビル(豊川町)前で漁獲日時や位置などを記した用紙をイカの入った箱に一緒に入れ、海洋生物環境研究所中央研究所(千葉県御宿町)へ送った。

 検体は19日に到着し、検査を受け、結果は週内に道のホームページで公開される。

 昨年は、道と道いか釣漁業協会(札幌)が8月、道南太平洋の恵山沖で捕ったイカを検査、9月から水産庁の事業に移行した。14回検査した結果、放射性物質はいずれも不検出。今年は主力漁場となる函館・津軽海峡で捕れるイカを対象とし、検査開始も約2カ月早めた。6月の検査は1回で、7〜12月は月に2回ずつ検査する。

 桧山で捕れたイカも、6〜9月に計7回検査する。

提供 - 函館新聞社


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