五稜郭協議会プロジェクト、マネジメント会社設立など提案

update 2012/1/31 10:20


 函館市五稜郭地区のまちづくり団体、新都心五稜郭協議会の「やっぱり五稜郭プロジェクト」(小笠原勇人リーダー)は30日、同地区の活性化に向けた提言書を工藤寿樹市長に提出した。地域のまちづくりを担うマネジメント会社の設立や、本町交差点のスクランブル化など、各種施策を盛り込んでいる。

 同プロジェクトは2010年4月に発足。市などが中心市街地活性化基本計画の策定作業を進める中、提言書を葉昨年9、10月に計3度開催したワークショップ(座長・木村健一公立はこだて未来大教授)で出されたアイデアや活性化策をまとめた。

 活性化への基本方針として「五稜郭トランジットモール構想〜商業施設と文化施設が融合した回遊性の高いまちづくり」を掲げており、重点具体策として25項目を提案。新年度、13年度からの事業実施を目指す。

 新年度ではこのうち、同地域のまちづくりを担う会社設立をはじめ、旧グルメシティ五稜郭店の再活用、本町・五稜郭と梁川、中島の商店街や公共施設を回る循環バスの運行、空き店舗やスペースを活用した生涯学習などの複合センター「はこだて五稜郭大学」の創立などを掲げた。13年度には本町交差点のスクランブル化や市民や観光客が歩いて楽しめる「はこだて七夕祭り」の開催、駐車券付きポイントカードの発券業務などを盛り込んでいる。

 工藤市長は提出を受けて、「人が集まる仕掛けづくりが大切。中心市街地活性化策に取り込めるものを取り込んでいきたい」と応じていた。リーダーの小笠原さんは「少しでも早く会社を作り、並行してさまざまなことに取り組みたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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