クリスマス商戦本格化 今年のテーマは家族の絆

update 2011/12/14 11:21


 クリスマスに向け、函館市内の百貨店やデパートでは多彩なプレゼントや子ども向け商品の販売が熱を帯びている。おもちゃやゲームなどの定番商品が売れ筋の一方、東日本大震災を受け「家族の絆」をテーマに商品展開する店舗も。各店とも商戦ピークを17、18両日とにらみ、売り込みを強化していく。

 11月中旬から特設会場「ボーニサンタランド」を設けた棒二森屋(若松町)。約300種のアイテムの中で特に力を入れるのが「人生ゲーム」など一家で楽しめるボードゲームだ。単価は1000〜5000円。電気や電池が不要なエコも売りの1つで「予想以上に売れている。一家でクリスマスを過ごそうという人々の意識を感じる」(同店)。

 また、11日まで予約販売していた53種類の「しかけえほん」(2000〜3800円)は、ページをめくると場面ごとに厚紙でできた人形や動物、建物などが立体的に飛び出る仕掛けが売り。今年初めて販売した同店は「プレゼントする側も受け取る側も従来の絵本のプレゼントにはない楽しみがあるのでは」と話し、今後も注文があれば取り寄せるという。

 イトーヨーカドー函館店(美原1)は、子ども向けのゲームソフトや人気歌手のコラボ商品が根強い一方、2900〜3900円のクリスマスケーキの予約が前年比約10%増と好調。同店は「震災の影響かどうか分からないが、家族の絆を大切にしようとする親子が増えているのは確か」とみる。

 丸井今井函館店(本町)は節電の傾向を意識し「冬のあったかフェア」を展開中。例年よりも手袋やマフラーなど婦人向けの小物を充実させ好調が続く。同店は「徐々に寒くなり、プレゼント用にと売り上げは伸びている」と話している。

提供 - 函館新聞社


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