西部地区の観光施設、15日からライトアップ再開

update 2011/4/14 15:10


 函館市などは13日、東日本大震災を受け、夜間に自粛していた市内西部地区の歴史的建造物のライトアップについて、15日から順次再開することを決めた。震災から1カ月がたち、自粛ムードに区切りをつけ、本格的な観光シーズンの来訪客を明るく≠烽トなす狙い。

 震災発生後の3月14日から、被災地や被災者に配慮するとともに、節電に協力しようと、西部地区の公共施設や教会など28カ所で一斉に夜間点灯を中止。青函連絡船記念館摩周丸(若松町)など一部では浸水被害で電気系統の設備の故障も発生した。

 15日から函館山登山道の通行規制が解除されるのに合わせ、再開を決定した。震災の発生後、福島第一原発事故の問題などもあり、市内の観光客は激減。特に西部地区の活気を取り戻そうと、市民や観光業者からも点灯再開を望む声が多く寄せられていた。

 28日までの間に設備に故障がある施設を除き、日没から午後10時まで点灯を順次再開する。市観光振興課は「函館観光の灯をいつまでも消すわけにはいかない。大型連休に向けて市全体で元気をアピールし、精いっぱい観光客をおもてなししたい」としている。

提供 - 函館新聞社


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