特養ホーム幸成園 バナナの木に実がついた!

update 2010/9/17 14:28

 函館市桔梗町435の特別養護老人ホーム幸成園(廣正賢治施設長)にあるバナナの木が初めて実を付け、職員や入所者を驚かせている。

 同施設によると、バナナの木は10数年前に購入し、1階ホールに観賞用として配置していた。今まで花が咲いたり、着果しても数a程度にしか成長しなかったという。記録的な暑さの今年は8月中旬から次々と10センチ以上の実を付けた。実は青みがかった黄緑色をしているが、房状にたくさんの実を付ける出来となった。

 バナナは東南アジアなどの熱帯域が主産地で、寒冷な北海道では栽培は不向きとされている。今年の函館の8月は30度を超える真夏日が11日と、平年よりも気温の高い日が続いた。ホールには冷房機器を設備してないこともあり、暑さがバナナの成長を促したようだ。

 廣正施設長は「今年の暑さを象徴する出来事。これだけ実をつけたのはびっくりです」と話している。

提供 - 函館新聞社




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