友好の花 かれんに

update 2010/8/30 14:58

 【北斗】日韓友好の願いを込め、6月に市民団体「ムクゲの花を広める会」(浅利政俊代表)が市内野崎の清川寺境内に植樹したムクゲの観賞会が、日韓併合100年を迎えた29日に開かれた。参加者はかれんに咲き誇る花を前に、両国が互いに手を取り合って助け合いながら未来を築いてくことを誓い合った。

 ムクゲは韓国の国花で北斗市の花としても親しまれている。同会では日韓基本条約締結から45年の節目を記念し、両国の友好の願いを込めて「紫盃(しはい)」「日の丸」の2種10本を植樹。8月半ばから白や紫、赤などの美しい花が咲き始めている。この後、10月ごろまで新しい花を楽しむことができる。

 観賞会には在日大韓民国民団函館支部や朝鮮総連函館支部の関係者ら15人が参加。浅利代表は「日本は過去の過ちを反省したうえで、今後は韓国としっかりと手を組んで未来に向かっていかなければならない。ここにあるムクゲの成長とともに、両国の関係が深まっていってほしい」と訴えた。

 参加者はこの後、浅利代表とともにムクゲの花を観賞。最後は全員で朝鮮民謡「アリラン」を合唱して、友好を深めあった。

提供 - 函館新聞社




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