北海道新幹線北斗鉄道建設所を開設

update 2007/7/10 10:20

 【北斗】鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部北海道新幹線建設局は、北斗市本町181に北斗鉄道建設所(竹下昭博所長)を開設し、9日に同所で開所式を行った。掘削工事中の渡島当別トンネルから新函館駅(仮称)までを所管し、区間内の道新幹線建設工事の監督業務に当たる。

 道内での鉄道建設所は、2005年に開設した木古内建設所に続き2カ所目。店舗兼事務所の2階部分約70平方メートルを借り、竹下所長ら職員5人が駐在する。開所式には同機構や北斗市、七飯町、函館市などの関係者約30人が出席した。

 竹下所長と海老沢順三北斗市長が、入り口に建設所のプレートを取り付けた。市橋学局長は「今後は安全第一で、渡島当別、新茂辺地トンネル工事を確実に進ちょくさせ、建設地の用地買収や地質調査などを進めたい」と述べた。来賓の海老沢市長、中宮安一七飯町長があいさつした。

 道新幹線建設工事は現在、渡島当別トンネル(8・1キロ)の掘削工事が、東西両坑口部から全体の約38%に当たる計約3・1キロで完了。また、七飯町、北斗市に建設予定の車両基地とその周辺の土地のうち23万平方メートルの用地買収契約を結んだ。本年度中にも新茂辺地トンネル(3・2キロ)の工事に着手する。

提供 - 函館新聞社



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