函館空港国内線旅客ターミナルビル全面オープン

update 2005/6/3 10:38

　函館空港国内線旅客ターミナルビルが２日、改築工事をほぼ終え、全面オープンした。年間約３００万人の利用を目指し、新たな門出を迎えた。

　供用開始されたのは１階到着ロビーや観光案内所、２階搭乗待合ロビーや土産店、３階送迎デッキ、ゲームコーナーなど。ギャラリーや保安検査所、到着状況掲示板も新設した。

　２階の待合室はガラス張りで仕切られ、搭乗者とロビーにいる家族らと会話ができる通話設備も６基設置している。

　同日はオープンに合わせた式典などはなかったが、観光客らに交じって聞き付けて見学に訪れる市民の姿も。３階の送迎デッキでは、離着陸する機体に喜ぶ子供たちの姿もあった。

　知人の見送りなどで訪れた函館市美原の品川一明さん（６４）は「デッキからの見晴らしは最高。ビルの内部も視界が広くなり、明るい雰囲気ですね」と笑顔で話していた。

　既存ビルの撤去を含めた改築工事は１１月にも終了する予定。

提供 - 函館新聞社

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