渡島支庁長が新幹線推進連絡検討会議設立を発表

update 2005/6/1 10:12

 新田彰渡島支庁長が31日、渡島合同庁舎で記者懇談会を開き、北海道新幹線新函館―新青森間建設工事に伴う諸問題を解決するため、庁内組織「新幹線推進連絡検討会議」(仮称)を近く設立すると発表した。作業の支障となる“規制”を、内部で調整。工事がスムーズに進むよう、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構をサポートする。

 建設予定地には、農地や山林、河川、道路などさまざまな用途の土地があるが、縦割り行政の影響で、管理先はバラバラ。同機構が許可を求めるのも容易ではない。会議の設置は、その問題の解消策だという。

 メンバーは、新田支庁長をトップに、新幹線推進室や地域政策部、経済部、函館土木現業所などで構成。桧山支庁や函館開発建設部にもオブザーバー参加を働きかける。

 新田支庁長は新幹線問題で、積極的にイニシアチブを発揮したい考え。関係市町などと協議会を新設し、開業効果を最大限引き出せる施策を地域で練るほか、沿線自治体と並行在来線対策協議会を8月までに設置し、経営分離後の交通機関の在り方を議論する。道路網整備については、函館開建や管内市町でつくる、社会資本整備の意見交換の場「渡島地域連絡会議」(2002年2月発足)で話し合うことを提起した。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです