本年度は8校統廃合…桧山管内

update 2007/2/8 12:17

 【江差】少子高齢化が進む桧山管内では本年度末までに、3町で小中学校8校が統廃合などを理由に廃校となる。管内の小学校は34校、中学校は13校となる。

 江差町では朝日、日明、水堀の3小学校が廃校。3校の統廃合に伴い「江差北小」が水堀小を母体に開校する。町内の小学校は江差、南が丘、江差北の3校となる。

 厚沢部町の山間部にある小規模校・清水小中学校も廃校。今金町も花石、八束、金原の3小学校を廃校とし、今金小に統合するほか、児童減少で休校中の中里小を廃校とする。

 8校の廃校に伴い同管内では、小学校34校(本年度休校の3校を除く)、中学校13校となる。本年度、同管内では中里小のほか、せたな町の左俣・二股両小が休校している。

 廃校となる小中学校では、いずれも地域の少子高齢化により、児童・生徒数の回復が期待できない状態にある。複数の学年が同じ教室で授業を受ける「複式学級」による学校運営が長期化しているほか、運動会など学校行事の運営にも支障を来していた。また、各町の厳しい財政事情から、小規模校の集約による効率化を図る動きも進んでいる。

 同管内では、2004年度に厚沢部町の滝野小など小学校3校が廃校。乙部町では乙部、姫川、富岡、栄浜、明和の5中学校を新設校の乙部中に再編した。05年度にも上ノ国町の大崎小など小学校3校、中学校2校の合計5校が休廃校し、小中学校の減少が進んでいる。

 管内南部では、18日に水堀小、25日に日明小、3月4日に朝日小で、同20日には清水小中学校で閉校式が行われる予定。

提供 - 函館新聞社



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