Sound Bum@HAKODATE 2001/7/21-2001/7/22
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2001/8/23-2001/8/25
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night sound explorers
 
 
 
 
 
■「サウンドバム(Sound Bum)」
http://www.pioneer.co.jp/soundbum/
 
■西村佳哲さん
http://www.kt.rim.or.jp/~nish/
 

721日〜22日、パイオニアがスポンサードしているプロジェクト『サウンドバム』 の地域版として行なわれた「サウンドバム@ハコダテ」。
フィジー諸島から始まり、アラスカ・メキシコ、ポルトガルなど、数十カ国の音の旅をした『サウンドバム』の仕掛け人でもある西村佳哲さん(プランニング・ディレクター)をナビゲーターに迎え、とてもピースフルな2日間を過ごしました。

初日は、西村さんのこれまでのバム体験と実際の“音”を聞かせてもらうなどのオリエンテーリング。実際に外に出て「耳を開く――イアークリーニング」をしたりもしました。
2日めは、実際に音を聞く旅(というより散歩という感じかな)を体験。ふだん歩いていたりする場所なのに、なぜか新鮮なキブンを味わったりしながら、各人楽しんだようです。

・・・ということで、参加した人たちの感想を。

 
「“耳を開く”聞きなれない表現ですが、体感してみるとコレが面白い!
『サウンド・バム』で歩くマチは何処も、いつでも音が溢れていています。その “音”を意識すると“歩く”コト自体にも普段とは違う楽しさがついてきました。
“音”を意識しながら“歩く”函館の街。今までは気付かなかった魅力を発見できそ うです」
by サトケン)
 
「先日、友人たちと山奥へキャンプに行った。前回のバムを経験してから、気がつく と耳をすませている時が多い。キャンプの夜も、みんなを誘ってカンタンなオリエン テーションを始めた。目を閉じて、耳をすませた瞬間、虫の声が僕らを包みこむ。少 しずつ、遠くの虫の声が重なりあってくる。  
目をそっと開けると、目を閉じた友人たちの顔が、たき火に照らされていた」
by たこやま)
 
「初日のオリエンテーリングで“音を聞く”という行為に敏感になりました。そうし たら、匂いにも。さらにさらに、目に入ってくるものも、普段なら気づかないような ものまでが見えたりして。鈍感になっていた五感が、少しだけですけど開いた感じが しました。それは、ハッピーなことですよね」
by なおみん)
 
「カメラの代わりにレコーダーを持って出かけてみると、とても面白いこと に気づかされます。
色んな場所で録った音を、家に戻って来てから聞いてみると、まるでその 場所の空気を瞬間冷凍して持って帰って、それを解凍して楽しんでるよう な、そんな感じがしてくるんです。
写真よりも、音のほうが、ずーっと想像力や記憶を呼び起こしてくれるん だなぁ、ってホントに思うようになりました。
そんな私は、こないだカナダに行ってきて、野生のオルカ(シャチ)の群 れが夜の静かな海を渡っていくときのブローサウンド(呼吸音)をばっち しMDで録音。興奮しまくりましたです、ハイ。」
by ワタナベ)
 

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