港まつりに江戸芸かっぽれ

update 2005/5/29 13:40

 「かっぽれ」で函館の夏に花を添えよう―。8月1日に開幕する函館港まつりのメーン行事「ワッショイはこだて」(同2、3日)に、梅后(ばいこう)流江戸芸かっぽれ(本部・東京)の一行が昨年に続いて参加する。今回は市内で事前に練習会を開き、一般参加も募る趣向。函館出身の師範、桜川梅房(ばいほう)さん(72)は「一緒に古里の祭りを盛り上げませんか」と呼び掛けている。

 かっぽれは、関西発祥の座敷芸の一つ。梅后流は一般向けにアレンジされており、国内外のイベントに参加するなど、幅広い活動をしている。

 昨年は桜川さんの呼びけで、関東方面の各教室から、約100人が来函。華やかな踊りで見物客の注目を集めた。今回も約40人の参加が決まっているが「市民にも楽しんでもらいたい」と練習会を企画した。

 場所は未定だが、6月12日に市内で無料体験会を開く。ここで実際に踊ってもらい、希望者は練習会(2、3回予定)に進み、本番に備える。

 桜川さんは「だれでも踊れる易しい振り付け。体験会には気軽に足を運んでもらいたい」と語る。そして「今年の祭りを函館のかっぽれ普及につなげたい。開港150周年(2009年)の記念開催時に、市民グループによる参加を実現させたい」と張り切っている。

 体験会の参加希望は6月3、4日に電話で受け付ける。申し込み・問い合わせは午後2―同4時がハートランド五稜郭TEL0138・31・0528、同7―同10時がライブイン絹TEL0138・54・1553。

提供 - 函館新聞社



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