井上市長、11月に東アジア訪問へ

update 2003/10/25 11:03

 東アジアからの観光客誘致を目的に、11月18日から5日間、井上博司函館市長を団長とする観光プロモーションの一行が台湾と韓国を訪問する。同市長が24日の定例会見で明らかにした。現地では各関係団体を訪問し、チャーター便のさらなる誘致を呼びかける。同市長はまた、函館からも台湾へのチャーター便を運航してもらえるよう、台湾の中華航空から要請があったことを明かし、「前向きに検討したい」と述べた。

 同市長による“トップセールス”は、初めて実施した2000年から4年連続。今回は同市長のほか、福島恭二市議会議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭ら12、3人が、函館空港間のチャーター便増便などを現地の関係団体などに要望する。このうち最も利用が好調な台湾では、函館便を運航している中華航空、マンダリン航空、エバー航空の3社を訪問。2度目の訪問となる韓国でも、アシアナ航空やソウル市内の関係団体などに函館観光の魅力をアピールする構え。

 また、函館からの台湾チャーター便運航について、24日に中華航空の陳明堂東北・アジア支社長が函館市を表敬訪問したことを報告。陳支社長は市長との懇談の中で「30―50人規模でも運航を検討してほしい」と要請したという。同市長は「相互交流を望んでおり、運航を当然考えていきたい。(30―50人規模だと)実現性はかなり高い」と述べた。

提供 - 函館新聞社



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