函館・新駅とニセコ間で定額運行 桔梗、東海ハイヤー

update 2018/4/14 07:59


 桔梗ハイヤー(函館市桔梗3、横田有一社長)と東海ハイヤー(海岸町9、同)は16日から、函館駅・新函館北斗駅から、森町、後志管内のニセコ・倶知安町エリア間の4区間で定額料金運行を始める。同業者に先駆けての開設で、地元客、観光客の新規需要の取り込みを図る。

 同社はこれまでに函館空港と桔梗・七飯町地区、新函館北斗駅と函館市内の定額料金サービスを展開し、今回、新たな申請が認可された。今後、札幌との定額運行の準備も進めている。

 国際的なリゾート地となったニセコ・倶知安エリアは冬期間を中心に外国人客の滞在が多い。同社は「札幌のタクシー会社は定額運行で新千歳空港とニセコエリアの需要を取り込んでいる」とし、同エリアと函館間のニーズの掘り起こしを図る。天候の影響などで、JRが運休したり、新千歳行きの航空機が函館に降りるケースも想定され、函館側から送客するだけではなく、ニセコからの来函需要も開拓する考えだ。

 通常のタクシー運賃では、函館駅前からニセコ町まで乗車した場合、4万3000円から5万円程度かかるが定額運賃は小型車(4人乗り)で3万9500円、新函館北斗駅からは3万5500円となり、所要時間は3時間程度を見込む。森町へは函館駅からが8500円、新函館北斗駅からで6000円で運行。函館からは従来より3000円程度割安となる。地元客の利用ばかりではなく、水産加工場などビジネス需要も利用を見込む。

 横田社長は「料金を明示することで安心して乗っていただけるようにしたい。ニセコ地域での周知も図りたい」としている。

 利用には事前予約が必要。ジャンボ(9人乗り)や大型車(トヨタ・アルファード、5人乗り)などの利用もできる。各運賃には障害者、高齢者割引、深夜早朝(午後10時〜午前5時)の割増運賃もある。問い合わせは桔梗ハイヤー(0138・47・1400)、東海ハイヤー(同47・1410)へ。

提供 - 函館新聞社

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