緑の光で早期発見訴え 12,13日「世界緑内障週間」で五稜郭タワーライトアップ
update 2018/3/9 07:49
緑の光に託す早期発見の思い――。日本緑内障学会は「世界緑内障週間」(11〜17日)に合わせ、緑内障の認知と啓発に向け、各地のランドマークをグリーンにライトアップする「ライトアップinグリーン運動」を開催する。函館眼科医会(江口秀一郎会長=江口眼科病院院長)も同運の動に今回初参加し、12、13の両日に五稜郭タワーをライトアップする。江口会長は「緑内障は早期発見によって進行を防ぐことができる病気。正しい知識を知るきっかけになってくれれば」と期待する。
世界緑内障週間は2008年から実施されている国際的イベントで、国内でも講演会や無料検診などが行われてきた。その活動をより幅広く周知しようと、15年から全国各地でライトアップがスタート。1年目は5カ所だったが、16年は20カ所、17年は44カ所に拡大。今年は72カ所で予定され、函館でも初めて加わることになった。
江口会長は「緑内障は日本人の中途失明原因疾患の第1位だが、早期に発見し適切な治療を継続すれば失明に至る可能性は大幅に減らすことができる」としながら、「自覚症状が少ないため気づいた時は手遅れになっていることもある」と強調。定期的な検診の大切さを訴える。
今回のイベント参加については「さまざまな関係機関の協力によって実現することができた。函館観光の象徴である五稜郭タワーを緑内障のシンボルカラーであるグリーンでライトアップすることにより、この病気についての関心が高まればうれしい」と話している。
ライトアップの時間は両日とも午後6時から同10時までを予定している。
その他の新着ニュース
- 変貌続ける函館港 開港160年、さらなる発展へ...2019/1/1
- 今年も新春の空に故梅谷さんの凧...2019/1/1
- 「新年も平穏に」 お札やお守り準備 亀田八幡宮...2019/1/1
- 年越し準備で市場、スーパーにぎわう...2018/12/31
- 棒二最後の新春飾る生け花 美原の齊藤さん...2018/12/31
- 丸井栄餅で鏡餅作り アルバイトら大忙し...2018/12/30
- 亀田小4年・佐々木さんが南北海道珠算競技大会で小学生V...2018/12/30
- 函館空港に金のシャチホコ登場...2018/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。