北斗市長選あす告示

update 2018/1/20 06:29


 【北斗】高谷寿峰市長の死去に伴う北斗市長選(28日投開票)は21日に告示される。今のところ、いずれも無所属の新人で、市議会議長の池田達雄氏(58)、会社社長の小笠原忠嗣氏(77)、前市議の新関一夫氏(62)=以上五十音順=の3氏が立候補を予定しており、選挙戦が確実視されている。市長選と合わせて市議の補欠選挙(欠員1)も同日告示され、無所属の元職、高村智氏(50)と無所属の新人、日笠朝子氏(58)が立候補する。

 池田氏は届け出するまで議長職を務め、公務をしながら準備を進めてきた。自身の後援会組織を母体に市議の半数以上が支援。11日に事務所開きし、公務の合間を縫って支持者回りをしてきた。「高谷市長とは行動をともにし、市政の考え方も一緒」(池田氏)と、無党派層とともに故高谷氏の支持層取り込みも狙う。陣営幹部は「超短期の準備だったが、効果は現れている。笑顔で市民に政策を訴える。結果を出すだけ」と意気込む。

 小笠原氏は支援組織がなくゼロからの準備。親戚、知人が応援し、13日に自身が経営するスナックバーに事務所を構え、独自の運動を進めている。小笠原氏は「金のかからないクリーンな選挙で支持を広げていく」と話す。

 新関氏は4日に市議を辞職し、選挙戦に挑む。商工関係者や友人、知人らが応援し、半数近くの市議が支援する。出馬表明が年明けとなり、他陣営にやや遅れをとったが、11日に事務所開きし、支持者回りを精力的に行い、後れを挽回しつつある。「自分をいかに知ってもらうかが鍵。具体策で勝負する」(新関氏)と幅広い層の支持獲得を狙い公約の浸透を図る。陣営幹部は「『北斗を変える』という思いの下、一致団結している。勢いはある」と力を込める。

提供 - 函館新聞社

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