宇賀の浦中閉校式、25年の歴史に幕

update 2017/11/19 07:24


 来年4月に開校する函館青柳中学校・巴中学校に統廃合される宇賀の浦中学校(伊藤彰校長、生徒126人)で18日、閉校式(実行委主催)が行われた。在校生や保護者ら約300人が出席し、これまで生徒を見守り育んできた学びやに感謝と別れを告げた。

 同校は旧旭中学校と旧新川中学校を統合し、同校名となって1993(平成5)年4月1日に開校。これまでに1560人の卒業生を輩出してきた。

 はじめに伊藤校長が「25年の歴史の中で素晴らしい多くの人材を輩出し、輝かしい伝統と歴史を築いてきた。再編される青柳・巴中学校でも、仲間とともに新たな歴史をつくってほしい」と述べた。藤広勝吾実行委員長は「宇賀の浦中学校の歴史と伝統が、いつまでも語り継がれることを願う」と語った。このほか、渡島教育局の河原範毅局長、函館市教委の辻俊行教育長がそれぞれあいさつを述べた。

 これまでの歩みを振り返るスライドショーや動画を楽しんだ後、全校生徒による合唱を披露し、全員で「天の川」を歌った。合唱の合間には生徒を代表し前期生徒会長の小山内和馬君(3年)が「思い出がたくさん詰まった学校がなくなるのは寂しいが、先輩方から受け継いだ伝統と教えを絶やすことなく、社会に広げ未来につなげていくことをここに誓います」と力強く決意を述べ、最後には会場から盛大な拍手が送られた。

提供 - 函館新聞社

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