茂辺地に「北斗星広場」25日オープン

update 2017/6/19 07:32


 【北斗】茂辺地地区創生会議(宗山幸夫会長)が旧茂辺地中グラウンドで整備を進めてきた「北斗星広場」のオープンが、25日午前11時に決まった。17日には創生会議のメンバーら地域住民や市民、市職員らが一体となって、花壇の整備や同所でオープンする飲食店「北斗軒」開業に向けた作業に汗を流した。

 「北斗星広場」は寝台特急「北斗星」の車両保存、一般公開を行っている旧茂辺地中グラウンドを観光スポットとして整備し、人口減少や少子化の進む茂辺地地区の活性化につなげようと、同会議や北斗星を誘致した有志団体「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」(澤田導俊代表)、行政が三位一体となって、飲食店やトイレなどを備えた広場として整備を進めてきた。

 貨物用のコンテナを改装してオープンする「北斗軒」では、札幌で中華料理店を営んでいた経歴を持つ木村広司さんが北斗市に移住し厨房に立つ。定休日の火曜日を除く毎日午前11時から午後6時まで、中華系を中心とする10品目以上の料理や軽食を提供する。

 17日には市が寄贈した約4000株のマリーゴールドの花苗を植える作業や、コンテナハウスの置かれるウッドデッキのニス塗りなどの作業に約50人が参加するなど、オープンに向けた準備が最終段階を迎えている。

 25日は午前9時半から関係者らによる鏡開きや「北斗軒」の命名者である茂辺地小児童の表彰などのオープニングセレモニーも行われる。北斗軒の佐々木晋吾代表は「(広場には)茂辺地を盛り上げたいという、さまざまな人の思いが詰まっている。オープンを控え、『やるしかない』という気持ち」と意気込んでいる。

提供 - 函館新聞社

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