「いっぱい戻ってきてね」 南が丘小児童ら、江差かもめ島でニシン稚魚放流

update 2017/6/10 07:53


 【江差】2月に104年ぶりとなるニシンの産卵活動が確認された、かもめ島の浜辺で9日、稚魚の放流が行われた。江差南が丘小学校1、2年生の29人と一般町民が「大きく育って戻ってきてね」と丁寧に魚体を海に放った。

 ひやま漁協江差支所の主催で、江差町の日本遺産認定記念祝いを兼ねて企画。桧山7町と八雲町熊石、同漁協でつくる「桧山管内水産振興対策協議会」の100万匹のうち、5000匹を確保し、この日が今季最後の放流になった。

 児童たちは稚魚を激励しようと手紙を用意し「高い波に負けないでね。大きな魚に食べられないでね。昔みたいにニシンがいっぱいとれるように、みんなで戻ってきてね」と声を張り、ソーラン節も披露した。

 2年生の梶澤胡遥さん(7)は「稚魚はパクパク元気に泳いでいた。大きくなって江差に帰ってきてほしいな」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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