アートな新幹線′ゥて 3月23日から「トレインナーレ」

update 2016/2/20 10:19


 函館ゆかりの表現者12人による「はこだて十人十色トレインナーレ」が、3月23日から4月10日まで市内2カ所で開かれる。「新幹線をアートする」と題し、北海道新幹線開業までに撮影してきた映像作品やH5系のカラーをモチーフとした絵画、立体作品、エッセー、詩などを集め展示する。各個人がそれぞれの思いを込めた芸術・文化作品で開業を盛り上げようと、出品者が準備を進めている。

 タイトルは「3年ごとに開く美術展」という意味のイタリア語「トリエンナーレ」と電車の「トレイン」にかけ、十人十色に「住人と色」の思いを込めた。

 横浜在住の写真家ではこだて観光大使の紀あささんは「大きなお祭りではないが、旅人と住人のどちらも集まる場所に展示することで新幹線を身近に感じてもらえる空間になれば」と期待を込める。

 市地域交流まちづくりセンター(末広町4)では、紀さんと高岡純司さん(函館)、田村昌弘さん(同)が写真、池井希代美さん(同)が動画で、それぞれ開業まで追った新幹線の様子を見せる。午前9時〜午後9時。3月30日休館。

 船舶居酒屋杉の子(松風町8)では石川潤さん(七飯)と加藤晶子さん(函館)が油彩画を、ハンドメード作家和泉志野さん(同)が新幹線のある箱庭を製作する。写真家大野希さん(同)は西部地区の景色の中に3色を探す写真を、陶芸家堂前邦子さん(同)は3色をモチーフに作陶、作家の藤島斉さん(同)は新幹線にまつわる花のエピソードを紹介する。羊毛フェルト作家玉山知子さん(七飯)は天井から吊るすフェルト作品を制作。このほかに短詩も並ぶ。日、月曜の午前11時〜午後2時と、火〜土曜の午後6時半〜同11時。

 入場無料。各会場では期間中、新幹線をイメージしたドリンクなど特別メニューを提供(有料)、ワークショップなどの取り組みを予定している。問い合わせは事務局の紀さん(TEL080・3318・5466)。

提供 - 函館新聞社


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