北斗市新年度予算案2年ぶり増、205億7464万円

update 2016/2/17 10:12


 【北斗】北斗市は16日、2016年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年比5・4%増の205億7464万円となり、2年ぶりのプラス編成。北海道新幹線新函館北斗駅前に建設中のホテル複合施設の1階部分の買い取りや、運動公園拡充の大型事業予算を計上したため。6特別会計と水道事業会計を合わせた全会計総額は2・4%増の346億7055万円。3月1日開会予定の市議会定例会に提案する。

 一般会計の歳入は、市税が0・9%増の49億277万円。地方交付税は3・2%増の59億7577万円とした。

 歳出は民生費が5・3%増の83億3858万円、土木費が11・7%増の25億6153万円、公債費が4・7%減の22億2835万円。

 主な新規事業では、複合施設の1階部分の買い取りに4億8075万円。約1300平方メートルを市が取得し、物産館として運営する。運動公園拡充に3億5517万円。16〜19年度に総事業費14億9000万円を掛けサッカー、ラグビー兼用グラウンド(2面)を新設する。16年度は用地取得、実施設計を行う。新駅にぎわい創出イベント開催事業に5500万円。西側公園で5〜11月の土曜休日の70日間にわたり「食」でもてなすイベントを道と連携し開催する。策定した地方版総合戦略の新規事業では2億2000万円を計上した。拡充事業では、野崎霊園整備事業に7744万円を盛り込んだ。

 人口減少対策の柱となる出生率向上に向け、子育て支援の一層の充実を図る。産前産後サポート事業に297万円、不妊治療助成に750万円を充てた。このほか、道南いさりび鉄道の通学定期料金の値上げ分を16年度は全額補助し、予算額は950万円。

 高谷寿峰市長は「新幹線効果を生かし、新しい北斗市創生をスタートさせる」と強調した。

提供 - 函館新聞社


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