車窓の絶景 乗り心地体感 報道向け試乗会

update 2016/1/29 10:25


 【北斗、木古内】3月26日に開業する北海道新幹線の報道関係者向け試乗会が28日に行われ、新函館北斗―木古内の営業区間35・5キロが初公開された。全国から約200人が参加し、北海道新幹線車両「H5系」の乗り心地を体感するとともに、車窓から見える新たな景色を満喫した。

 1編成10両のH5系は、午前10時に新函館北斗駅を出発。ホームでは道の新幹線PRキャラクター「どこでもユキちゃん」や北斗市商工会女性部のメンバー約20人が「いってらっしゃい!」と書かれた横断幕を持ち、参加者を見送った。車窓からは函館山をはじめ、太陽に反射してキラキラ輝く雪景色などを見渡すことができ、記者やカメラマンが熱心にシャッターを押していた。

 木古内駅には定刻通り同10時13分に到着し、木古内町のキャラクターで同駅観光駅長の「キーコ」が参加者を歓迎。コンコースでは町職員がパンフレットを配るなどし、伝統行事「寒中みそぎ」や特産品などをPRした。列車は同10時45分に同駅を出発、新函館北斗駅へ戻った。この日の同区間の積雪は13センチ。同社の規定により、9センチ以上の積雪では最高速度260キロを出せないため、210キロに速度規制して運転した。

 試乗会を終え、JR北海道の山田浩司広報部長は「開業までいよいよ2カ月を切ったが最終的な準備を進め、開業日を無事迎えられるよう全力で取り組みたい」と述べた。試乗会は開業までに10日間、全21回開催され、一般向けは2月13、14日に行われる。

提供 - 函館新聞社


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