函館で5年ぶりコンサドーレ戦
update 2016/1/29 10:24
サッカー・2016明治安田生命J2リーグの日程が28日に発表され、北海道コンサドーレ札幌が7月3日、函館市千代台公園陸上競技場で横浜FC戦を行うことが決まった。函館でのJリーグ公式戦開催は2011年8月以来5年ぶり。チケットの発売は6月11日。
コンサドーレ札幌は今年20周年を迎え、チーム名に「北海道」を付けてホームタウンも追加し、道内全域で活動展開する。この中で、3月に北海道新幹線が開業することもあり、札幌(ドーム、厚別)以外で唯一の開催地となった。
函館では00年から11年まで毎年公式戦が行われたが、Jリーグの組織・運営に関する基本原則を定める「Jリーグクラブライセンス制度」により、観客席数などの関係で同競技場は12年から試合が行われていなかった。
●地元歓迎 関心大きく
サッカーJ2リーグの北海道コンサドーレ札幌が7月に、函館で2011年以来5年ぶりの公式戦を行うことが決まった。北海道新幹線開業を間近に控える道南にスポーツでも明るい話題が届き、地元のサッカー関係者から歓迎の声が寄せられた。
函館サッカー協会の新山英二会長はコンサドーレに所属する稲本潤一、小野伸二両選手に加え、対戦相手の横浜FCの三浦知良選手ら元日本代表が顔をそろえることになる試合に大きな期待。その上で、「2チームの対戦を地元で観戦できることは光栄。サッカーに取り組む子どもたちや、すべての人たちが楽しめるはず」と話す。
指導者の間でも大きな関心を集めており、函大谷高サッカー部の白井純二監督は「Jリーグはサッカーに携わる人にとって夢の舞台。トッププロのプレーを見て、選手それぞれが技術向上やこれからのサッカー人生に役立てほしい」と期待する。
スプレッドイーグルFC函館の阿部修士監督は、コンサドーレに過去、試合などで関わりのあった選手も多いことから「思い出を振り返りながら楽しめそう」と期待を膨らませる。指導する子どもたちにとっても「プロの妙技を間近で体感できるチャンスなので、多くの子どもたちに見てもらいたい」と話している。
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