ブルーインパルス訓練飛行

update 2016/3/26 10:22


 北海道新幹線開業を記念した航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」による訓練飛行が25日、JR函館駅上空で行われた。市内各所で6機の雄姿を大勢の市民らがかたずをのんで見守った。本番の祝賀飛行は26日午後3時からを予定している。

 訓練飛行では、午前10時25分ごろに駅舎裏の函館港方向から市街地に向かって6機の編隊が、白いスモークを出しながら飛来。同11時ごろまで本番の飛行演目を確認した。

 駅前や元町公園、函館山などでは大勢の市民や観光客、航空ファンらが美しい飛行に歓声を上げた。函館山山頂では、ロープウエーの営業前から登山してきた数人を含め約150人が訪れた。編隊が函館駅上空付近に近付くと、カメラに収めようとシャッター音が鳴り響いた。函館市富岡町の無職飯田順一さん(67)は「空からも新幹線開業を祝う様子を見たかった。予想以上の迫力と美しさ」と話した。

 西部地区を散策していた東京都の会社員、伊藤健さん(46)は「偶然見ることができ、函館の観光をより楽しめた」と笑顔。市内無職高木浩二さん(67)は「函館はいろいろな場所からきれいに写真が撮れる。本番もばっちり収めたい」と気合十分だった。

 26日は、千歳基地を出発後、新函館北斗駅(午後2時半〜同45分ごろ)と木古内駅(同40分〜55分ごろ)の上空を経由し、午後3時ごろから函館駅上空での祝賀飛行を開始する。函館駅前の記念イベント会場で演目解説が行われ、その様子は「FMいるか」が番組内で生中継する。

 ブルーインパルスの函館での祝賀飛行は2009年8月以来。訓練飛行は実施したが、函館港開港150周年イベントの本番当日は上空悪天候のため中止となった。当時、ブルーインパルスに搭乗していた航空幕僚監部広報室広報班の槇野亮3等空佐(39)は「函館での祝賀飛行は感慨深い。機上からも函館山に多くの人がいるのが見えたことを覚えています。26日の本番も飛ぶことができそうです」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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