待望の新拠点オープン

update 2015/8/2 10:20


 函館市が新たなスポーツ・文化の拠点として建設を進めてきた函館フットボールパーク(FP、日吉町4)と函館アリーナ(湯川町1)が1日、同時オープンを迎えた。両施設でそれぞれ開場記念式や市民イベントなどが行われ、大勢の市民が供用開始を祝い、地元のスポーツ競技のレベル向上を誓った。  FPでは午前11時半から開場記念式が開かれ、工藤寿樹函館市長やサッカー、ラグビー関係者ら約130人が出席。テープカットと始蹴式を行い、待望の大型スポーツ施設の門出を祝った。

 式典では、工藤市長が「各種スポーツ大会や合宿の誘致を図り、さらなる交流人口の拡大に努めてまいりたい」とあいさつし、「子どもから大人まで幅広いご利用によってスポーツの振興が図られるとともに、市の活性化につながる」と述べた。

 FPは既存の日吉サッカー場と一体化した屋外運動場で、道南最大数のグラウンドを有する。2014年5月から旧北高跡地で新設工事に着手。総事業費は約15億円で、敷地面積は約9万9500平方b。サッカーとラグビーがプレーできる多目的グラウンド(68b×120b)2面とフットサルコート(18b×38b)3面を新設し、いずれも人工芝を採用。中でも多目的グラウンドは日本サッカー協会(JFA)公認規格の検定を合格し、全国、プロレベルの試合の開催が可能だ。

 FPでは今後、ラグビーの北海道小・中学生大会(9月)や10月にサッカーの高校選手権大会北海道大会など、全道規模の大会が開催される。

 函館アリーナでは、オープン記念試合を2日に行うプロフットサルチーム「エスポラーダ北海道」の選手らが参加し、道南の子どもたち100人とダンスやフットサルを楽しむイベントが行われた。

 2日午後1時から行われるFリーグ公式戦第15節、エスポラーダ北海道−アグレミーナ浜松戦を盛り上げようと企画。

 参加した子どもたちは前半、サッカーJリーグ・コンサドーレ札幌のダンスチーム「コンサドールズ」の指導を受け、エスポラーダの選手らと一緒に「ジャガイモ機関車」のダンスに挑戦。2日のハーフタイムにこの踊りを披露するため、真剣に動きを確認した。

 その後、ゲームやスピードガンで蹴る早さを競い、ドリブルのタイムレースなどを楽しんだ。上磯小6年の泉毅君は「サッカーがうまくなりたくて参加した。ダンスもプレーも選手が盛り上げてくれて楽しかった」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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