本町地下道を改修…函館市新年度

update 2015/3/1 10:24


 函館建設管理部は新年度、老朽化が目立つ函館市本町の交差点地下横断歩道の本格改修に着手する。現在工事が行われている再開発ビルや北海道新幹線の開業を見据えており、内部の展示デザインも一新する。

 改修工事は2015、16年度の2カ年を予定しており、総事業費は約9000万円。

 同交差点のある本町地域は、函館市の中心市街地活性化基本計画の域内で、北海道新幹線開業で人通りの増加も想定されることから、にぎわいの創出も狙った改修を図る。内部壁面に五稜郭の歴史をたどる写真パネルやゆかりの物を展示することも考えている。現在、旧グルメシティ跡地に築造中の複合ビルとも接続する。

 工事は歩道を閉鎖せずに行い、メーンの通路部分は新幹線開業に間に合うよう15年度中に完成させる。

 同交差点は車の通行量が多く、市電も通過することから信号の待ち時間が長いため、1973年に地下横断歩道を設けた。長さ91b、内部の歩道の幅は5〜5・3b。設置から42年が経過し、漏水や壁面の腐食などが目立ち、改修を望む声が上がっていた。

 改修のコンセプトやデザイン案については有識者の助言を得て進める。同部は「新幹線開業に向け、観光客にも情報発信していくような改修を進めていきたい」としている。

提供 - 函館新聞社


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