駅周辺 ホテル改装着々 新幹線開業見据え 利用客増見込む

update 2015/1/9 10:12


 2015年度末の北海道新幹線開業を見据え、函館駅前周辺のホテルでは改装工事が着々と進んでいる。大手町の函館国際ホテル(柴田大介社長)は、昨年11月から第2期改修工事を実施。3月の完成を目指し、客室のリニューアルを進めている。若松町の旧函館プラザホテルは、昨年12月にホテルテトラ函館駅前と名称を変えて再オープン。大規模改装により、利用客の増加を見込んでいる。

 函館国際ホテルは、12年9月〜13年3月に行った1階ロビーやレストランの改築に続き、約3億3000万円を投資して、1972年築の東館187室の改修を行っている。家具の入れ替えのほか、バスルームなどを整備し、客室のイメージアップを図るのが狙い。

 ことしは第3期として西館118室の工事も予定。壁紙や床材を一新するという。柴田社長は「新幹線開業で客室の稼働率が上がる。お客様の満足度を上げ、また来てもらえるようなホテルにするために、環境を整えたい」と意気込む。

 ホテルテトラ函館駅前は、これまでに客室93室のうち、73室のボイラーや配管、室内設備などを全面改装した。総工事費は約1億5000万円で、残り20室の改築も3月までに実施する。同ホテルを運営するホテルテトラグループの三浦孝司社長は「新幹線効果で多くの宿泊客を見込んでおり、おもてなしの向上につなげたい」と話している。

 若松町のホテルリソル(中野信宏支配人)は、展望台レストランのカーペットを一新したほか、今春は客室廊下の改装を計画。昨年7月には、建物2階のスポーツジムを改装。最新のゴルフシミュレーションなどを整えたレジャー施設をオープンし、利用者から好評を得ているという。

提供 - 函館新聞社


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