道新幹線開業に向け連絡会議設置へ…函館市

update 2014/12/27 10:21


 函館市は、2016年3月予定の北海道新幹線開業に向け、道南各市町や各種関係団体との情報共有を図るための連絡会議を、早ければ来年1月中旬にも立ち上げる方針だ。各地域で展開しているイベントや、開業を見据えた取り組みを共有することで、内外への発信力を高めていきたい考え。

 新幹線開業に向けた取り組みは、函館市が開業前後のイベントを専門的に扱うプロジェクトチームを設けているほか、駅舎が設けられる北斗市や木古内町も観光資源の掘り起こしや駅前への企業誘致などを精力的に実施。函館商工会議所や市などでつくる北海道新幹線新函館開業対策推進機構も、アクションプランに基づく事業を展開している。

 ただ、各地域や団体が個別にイベントに取り組む中、横の連携が不足し「各自治体が何をしているのか分からない」との意見も出ている。

 市は現在の状況を踏まえ、各地域・団体が情報共有するための仕組みづくりを検討。片岡格副市長が座長となり、新幹線に関係する自治体や商工団体、観光団体などに加え、市とともに「青函圏観光都市会議」を構成している青森3市(青森、弘前、八戸)や、市との連携を模索する胆振・日高管内も交えて、実務者レベルの会議を設けたい考え。

 現在は、市から各団体や自治体に参加を呼び掛けている最中としており、同副市長は「(イベントを)一緒にやるのではなく、各参加者が情報を共有し、取り組みの参考にしたり調整を図ったりすることが望ましい。それぞれが行っている取り組みを持ち寄ってもらい、まとめた形で道内外に発信できれば」と話している。

提供 - 函館新聞社


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